【カンボジア・シェムリアップ】9年ぶりに、一ノ瀬泰造の墓に行く!

  • 2020年3月30日
  • 2020年5月17日
  • 旅行

旅行先で日本人に人気のあるカンボジアと聞いて、

最初に「アンコールワット」を思い浮かべる人は多いと思います。

 

そのアンコールワットのあるシェムリアップ、

その中のアンコール遺跡群から少し離れたところに戦場カメラマン「一ノ瀬泰造」の墓があります。

 

その泰造の墓に9年ぶりに行ってきました。

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戦場カメラマン「一ノ瀬泰造」

カンボジアは1970年代から約20年以上も内戦状態でした。

アンコールワットもクメール・ルージュの本拠地とされ支配されていました。

今では、日本人が行きたい観光地の上位に入るアンコールワット(アンコール遺跡群)も

内戦当時は簡単に近づける場所ではなかったのです。

 

そんな中、ベトナム戦争やカンボジア内戦を撮影していたカメラマン「一ノ瀬泰造」が

当時、カメラマンが近づくことも難しかった「アンコールワット」の撮影を試みましたが、捕まって処刑されてしまいました。

26歳という若さで帰らぬ人となってしまいました。

 

遺体はアンコールワットから北東に15キロぐらい離れたプラダック村で発見されました。

その村の人が立てた墓があり、今も管理いてくれています。

9年ぶりに行ってみた!

初めてシェムリアップに来た時に、どうしても泰造の墓にいきたくて

宿の人に頼んでバイクで連れて行ってもらいました。

アンコール遺跡群ツアーに料金をプラスして連れて行ってもらうこともできます。

 

今回は、自分でバイクを借りてGoogleMapと9年前の記憶を頼りに向かいました。

最初は心配でしたが、案外覚えているもんですね。

入り口の看板は新しくなってましたが、目的地へ近くなると9年前の記憶が少しずつ蘇ってきました。

相変わらず、舗装されてない赤茶けた道でした。

道路沿いには数件の家はあるものの、静かな村です。農耕作業に使う水牛の群れが普通に道路を歩いています。

静かで、のんびりとしたカンボジアを体験できます。

その土埃が舞う道を少し奥に進み、川の手前を左に曲がると、

今にも壊れそうな手作りの小さな橋があります。

橋を渡ると、何もない大自然なところにポツンと一ノ瀬泰造の墓があります。

初めて来たときは、お墓や周りの風景を目にして

ここで処刑されて、9年後に発見されたんだと思うと少し感慨深い気持ちになりました。

9年前に撮影した泰造の墓は飾り気のない白いシンプルなお墓でした。

写真を見比べるとわかりますが、お墓が少し綺麗になってますね。

ちょっと雑ですが、ペンキも塗られタイルも張られています。

地元の人が建てて管理してくれてるので文句も言えませんね。

 

お供え物など見ると日本のメーカーのビールなどがありました。

結構、お参りに来られてる人がいるんですね。

隣にある小さな小屋に泰造の写真を飾っているのですが、以前より枚数が増えました。

おまけに映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のポスターもありました。

日本の人がわざわざ持ってきたのですかね~

 

前回、来たときは会えませんでしたが、

今回たまたま?管理しているおじさんがいたので、

日本語と英語で少し話しかけてみましたが、まったく通じませんでした。

 

私もクメール語は話せないので詳しく話を聞くことはできませんでしたが、

おじさんは、「タイゾー、タイゾー」と何度も言って笑顔で頷いてくれました。

 

お墓には、日本語で「きふ」と書かれた募金箱もあったので、前回同様、少額ですが寄付をしてきました。

お墓の近くには、おじさんが飼ってるワンちゃんもいます。

とてもおとなしく座っています。

最後に、お墓の前でおじさんと一緒に写真を撮って帰りました。

ちょっと勉強していくと見方が変わります!

書籍も何冊か出ていますが、映画で観るとわかりやすいと思います。

1999年に浅野忠信主演で公開された「地雷を踏んだらサヨウナラ」、

2003年のドキュメンタリー映画「TAIZO〜戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の真実〜」など

シェムリアップへ旅行にいくなら、ぜひ映画も観てから行ってください!

 

私も行く前に観ておきたくて、必死にレンタルDVDを探しました。

その当時は、DVDが借りれなくVHSのビデオテープで観た覚えがあります。

 

実際にシェムリアップの街並みや、アンコールワットを観たときに泰造も同じ風景を見てたんだろうなと思いました。

少しでも一ノ瀬泰造、カンボジアの歴史を勉強していくと、違った感じで旅行ができると思うのでおススメします。

旅をしていてよく考えること

アジアを旅していると、いろいろと考えることがあります。

 

ベトナムのホーチミンを旅していて、「戦争証跡博物館」を見ていた時にも

泰造が持っていた「銃弾が貫通したニコンF」の写真が展示されていました。

 

泰造が生きていた時は、どの様な思いでベトナム、カンボジアにきていたのか…

 

今は平和な世の中になり、入場料を払うと簡単にアンコールワットなどを観れる時代です。

私も平和であることに、もっと感謝して旅を続けたいですね。

そしてまた何年か後に泰造のお墓参りに行こうと思います。

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